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痩身マシン施術で起きたトラブル
無理な運動をしたり、身体にメスを入れたりすることなく綺麗に痩せると言われ、密かに女性から注目を集めている痩身エステ。
ですがサロンで使用されているエステマシンは誰でも簡単に扱えるというわけではありません。
資格や研修が必要なことはもちろん、利用する側も注意すべき点をしっかりと把握しておく必要があります。
そこで今回は、痩身エステマシンによって起きたトラブルについて詳しくご紹介していきます。
カッピング
カッピングとは、吸玉と呼ばれるガラスやアクリルのカップを、背中(またはお腹)などに密着させ、カップ内を真空状態にします。
血行を良くするダイエット方法として、サロンで導入されている施術方法です。
効果としては、むくみ取りやデトックス効果、冷え性や肩こりの改善などが期待されています。
しかし、吸引力を活用したダイエット方法のため、痕が残りやすいというデメリットもあります。
事例としては
結婚式前にカッピングの施術を受けたら、1ヶ月経っても跡が消えきらなくてコンシーラーで隠すはめになった
水着を着るためにダイエットをはじめてカッピングもやったのに、丸い痣が出来てしまい水着を着られなくなってしまった
確かにカッピングは、いくら施術が上手いエステティシャンが担当したとしても、くっきりと痕が残りやすいです。
肌が強い人でも2~3日赤みが残ってしまう事も多々あります。そのため、肌を露出する機会がある人にはオススメできない施術です。
HIFU(ハイフ)
よく、痩身エステマシンとして活用されているHIFU(ハイフ)ですが、こちらは国民生活センターが注意喚起を呼びかけている痩身エステマシンです。
HIFUは超音波を利用し、深部の脂肪細胞へ直接働きかけることでピンポイントのサイズダウンが期待できるとされ、沢山のサロンで導入されていますが、資格を持っていない無知のサロンスタッフが扱うと、大変危険なマシンです。
事例としては
エステサロンで施術を受けたら、治るまでに半年かかると言われるような火傷を負ってしまった
神経の一部を損傷してしまった
ミミズ腫れが出来てしまった
顔に傷痕が残ってしまった
大手のサロンでハイフを導入している店舗は、必ず資格を持ったサロンスタッフが在籍しています。しかし、無名のサロンや流行りに乗ってマシンを導入したようなサロンには資格を持ったスタッフが在籍しておらず、マニュアル通りの施術を行っているだけといった大変危険なパターンもあるのが現状です。
ハイフの危険性ですが、事例が挙がるまでは、あまり深く考えられていませんでした。
件数としても非常に多くの事例が寄せられているようですが、神経の損傷や火傷の痕が残ってしまう可能性があると知ったら、下手なサロンで施術が受けられなくなりますよね。
ハイフを体験してみたいと考えているのでしたら、安心して通うことの出来る大手サロンへ足を運ぶことをオススメします。
吸引ローラー・ラジオ波
ハイフのような傷跡が残ってしまう火傷や神経損傷とは異なりますが、セルライトを潰す施術は痣や内出血が起こってしまう可能性もあります。
また、肌の弱い方だと、ピリピリとした痛みを感じたり、赤みが引かなかったりすることもあるようです。
痣や内出血はエステマシンだけでなく、ハンドマッサージの施術でも起こる可能性があります。そのため、肌を露出する機会がある人(結婚式を控えている人等)は、サロンへ通う時期を考え直す必要があります。
注意したい点
エステマシンによるトラブル事例以外にも、機械を使用するために塗布するジェルやクリームなどが肌に合わず、湿疹やかぶれによるかゆみを引き起こしてしまう女性も多くいます。
綺麗になるために通った痩身エステサロンで、肌トラブルを引き起こして傷跡を作ってしまっては大変悲しいですよね。
傷跡を残さないためにも、肌が弱い人(敏感肌の人や痣が出来やすい人など)は、エステサロンへ通う前に医師と相談をするようにしましょう。
また、普段何事もなくエステを受けられている人でも、体調が悪い日に施術を行うと吐き気や頭痛、痙攣や貧血などの症状が現れる場合があります。
体調が優れないなと感じた時は早めにキャンセルをし、日を改めるようにしましょう。
しっかりとした効果や、安い料金で痩せられることを重視しがちですが、それ以前に安心安全に通うことが大前提です。
最近では滅多にありませんが、あまりHPに詳細情報が載っておらず信頼性の薄いサロンは、たとえ良い条件だったとしても候補から外すようにしましょう。
特に初心者の方は、大手サロンから選ぶことをオススメします。
また、それでも不安な場合は、ベテランスタッフを指名して通えるサロンを見つけられたらベストですね。
まとめ
いかがでしたか?最近では、自宅でも簡単に使用できる痩身エステマシンをよく見かけます。
もちろん、サロンで導入されている機械よりも効果は弱いですが、誤った使い方をすればサロンの機械と同様、火傷などの怪我を負ってしまう危険性があります。
また、こういった事例や注意点を知っておくだけでも、サロン選びの判断基準として活用することが出来ますよね♪
これを機に「安いから」「聞き馴染みのあるエステマシンを導入しているから」という理由だけでサロンを選ぶのではなく、安心して通えるサロンを選ぶようにしましょう!