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セルフエステは失敗しやすい

セルフエステでのダイエットが失敗した女性

低価格・通い放題・業務用と同じマシンが使える、と三拍子揃ったセルフエステ。
その先駆けとなったじぶんdeエステが誕生してから間もなく、都会の若い女性を中心にブームになっています。

非の打ち所がなさそうに見えるセルフエステですが、実は、
「全く痩せられなかった」
「無駄なお金を使ってしまった」
「契約したことに後悔している」
といった辛辣な声も囁かれているのです。

現に、セルフエステと通常の対人型痩身エステを比較してみた場合、ダイエットに成功した人と失敗した人の割合が大きく違います
このことから、セルフエステはダイエットに失敗しやすいと言わざるを得ないのです。

セルフエステと痩身エステでダイエット成功した人の割合

※ここでいうダイエットの成功とは、当初の目標体重(もしくはサイズダウン)を達成したか否かです。

とはいえ、もちろんセルフエステでもダイエットに成功している人は沢山います。
失敗しやすいと言われているセルフエステの、何が失敗の要因となっているのかまとめてみました。

失敗要因① 自分に適切なダイエット法を理解していない

ダイエット成功の秘訣は、適切な手段が取れているかどうかです。
自分に合っていない方法をいくら試しても、思ったように痩せなかったりリバウンドしてしまったりします。

ダイエット方法をネットで探す女性

インターネット上にはダイエットに関する情報が星の数ほど散らばっており、その情報も実に様々なものです。
「私はこの方法で痩せました!」という情報を間に受けて実践したとしても、そのダイエット方法はその人に最適なものなだけで、自分にも最適とは限りません
単純に食べないダイエット方法は実践すれば誰でも体重が減りますが、理想としているウエストのくびれや細い脚が手に入るわけではありません。

まずは自分の体質を深く理解し、そして目標を達成するために実践すべきことを把握して、道筋を立てて努力していく必要があります。

そのために対人型痩身エステサロンでは、プロのダイエットアドバイザーやエステティシャンが実際に体を触ったり話を聞いたりしながら、その答えを導き出してくれるのです。
食事や運動の管理・アドバイス・応援、そういったサポートを受けることに意味があります。

しかしセルフエステの場合、もちろんこのようなサポートを受けることはできません。
自分に適切なダイエット方法もわからないまま、あやふやな知識でダイエットを続けていると失敗に終わります。

エステティシャンあおいさんアイコン

間違った知識でダイエットをして、リバウンドを繰り返してしまう人は多いです。
痩せるために通っているのに逆に太ってしまったら、もったいないですよね。。

失敗要因② モチベーションが続かない

ダイエットは継続が命です。
気づいたら辞めていた、ご飯の誘惑に勝てなかった、運動ができなかった、といった理由からダイエットに挫折している人はかなり多いはずです。

突然思い立って始めたダイエットを長続きさせるのは、意外と難しいのです。
特に熱しやすく冷めやすいタイプの方はほとんど続けることができないでしょう。

セルフエステはまさにこういった理由から失敗してしまう人が多く、
「当初は毎日通うつもりで契約したのに、結局月に1回しか行かなかった」
という経験談がよく聞かれます。

この問題、実はジムなんかでも同じことが言えます。
特に今主流となった、24時間営業でインストラクターの指導がほとんど受けられないタイプのジム。
いざ一人で通いだすと何をやったらいいのか分からず、結局行かなくなってしまう。。なんて経験はないでしょうか?

パーソナルジムでトレーナーに指導を受ける女性

このジム問題を新しい視点から解決し、そして目標に“コミット”できるスタイルとして誕生したのがパーソナルジムです。
パーソナルジムではインストラクターと二人三脚になって目標達成まで付き合っていくこととなります。
身近なサポーターの存在があるからこそ、目標に向かって強い意思で頑張れる、それが大切なのです。

もちろんセルフエステには、そういったパートナーになってくれるエステティシャンはいません。
良い意味でも悪い意味でも、なんでも自分ひとりで頑張って、自分ひとりで解決していくしかないのです。

結局続かないので解約しようと思ったら、違約金が発生してしまうなんてことも。
これでは折角の低価格も意味がありません。

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ジム通いに挫折した経験がある人は多いはず。私もその一人です。。
セルフエステもジムに似ていて、結局途中で通わなくなってしまう人が多いみたいですね。

失敗要因③ マシンの使い方を間違えている

これはかなり危険なことなので、ぜひこういった失敗は起こさないでいただきたいのですが、マシンの使い方が間違っている(もしくは適切ではない)ために失敗している人もいらっしゃいます。
セルフエステの多くは室内で使い方動画を見ながらマシンを操作していくのですが、正しい位置や正しい動かし方を心得ていないと思ったような効果は出ません
また初回体験の時に説明された機械の使い方や順番を忘れてしまい、なんとなく適当に使っているという人もいます。

セルフエステで働く女性

セルフエステに設置されているマシンは、ある程度使い方を誤っても大きな事故に繋がらないよう出力を調整されていることが多いですが、それでも間違った使い方をするのは危険です。
もしも上手く使えていないなという自覚があれば、すぐにスタッフに相談しましょう。

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これは本当に危ないので、何か起こる前に必ずお店の人に相談してください。

セルフエステで
事故も多発している!?

実は国民生活センターにてセルフエステによる事故やトラブルの相談が相次いで報告されています。

発生しやすいトラブルとしては、契約に関するものです。
3ヶ月縛り、6ヶ月縛りといった契約形態のセルフエステサロンが多く、その期限前に解約しようとすると違約金や無料だったはずの入会金が請求されてしまうといったものです。

セルフエステの契約書にサインする人

これは契約時にしっかりと契約書を確認し、納得できなければ契約しないといった自己防衛をすることで回避できますが、実際にはこういった契約に慣れていない若い女性が多いので、トラブルに巻き込まれてしまうことが多くなっているのです。
実際には国民生活センターに相談せず泣き寝入りしている人がほとんどなので、他人事ではないと認識しておきましょう。

また一番恐ろしいのは後遺症が残るような事故の発生です。
マシン操作に慣れていない素人がセルフで操作するので、事故のリスクは必ずしもゼロにはなりません。
軽い火傷や腫れ程度であれば気にしない人もいますが、完治までに1年以上かかるような怪我や、一生残ってしまうような傷跡が残ってしまう可能性もあります。

特に危険とされているのは、通常の対人型痩身エステでも事故が報告されているHIFU系のマシンです。
以下に抜粋して紹介します。

【事例1】HIFU(ハイフ)機器を自分で操作し顔にあてたところ、唇の神経を損傷した
クーポンサイトでHIFU(ハイフ)という機械を自分で顔にあてるエステを予約し、店舗に出向いた。最初に動画を見て使い方の説明を受けた。1回ずつの都度払い約3,000円で、説明通りに正しく使っていた。何度か通っていたが、先日使っていたところビリッと唇に痛みが走り、感覚が変になった。下唇、口角、内側の感覚がないため、神経内科を受診すると「神経損傷で唇の感覚が無くなっている。治るかどうかは不明。自然に治るかもしれないし、どのように回復するか分からない。全治何カ月かは不明だが年単位かもしれない」と言われた。店舗からは「今回の1回分の代金約3,000円は返金する。病院に行き、治療費を請求するように」と言われたが、今後も治療代を払ってくれるのか不安だ。

これを見る限り、セルフエステサロン側の対応もかなり悪いですよね。
いくら自己責任だからとはいえ、自店内で発生した事故に対して誠実さに欠け過ぎていると思います。

この他、比較的安全と言われているラジオ波や超音波機器による事故も発生しています。
こちらも決して他人事ではありませんので、リスクについては大いに覚悟しておく必要がありそうです。

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許せないトラブルが実際に起こっています。
もしトラブルに巻き込まれた時は、泣き寝入りせずに誰かに相談してください。

大手セルフエステは
都会にしかない問題

そもそも大手のセルフエステサロンは都会にしかありません
個人店や小規模のお店であれば地方にも存在していますが、上記のようなトラブルが発生した時のリスクを考えると、やはり大きな会社が運営している大手サロンのほうが幾分か安心できると言えるでしょう。

大手のセルフエステサロンが集中する東京

「車で1時間程度なら通えるだろう」
「少し遠いけどショッピングのついでだと思えば行けるだろう」
と、少し無理をして計画を立ててみると、意外と通えないことも多くなります。

忙しい生活を送っていると、東京都内に住んでいるといっても普段全く使わない路線で通い続けるのはかなりの負担になります。
なので負担なく続けられるかどうかは、住んでいる場所や活動エリア(職場が近いなど)によっても大きく左右されることとなるのです。

比較店舗数が多い大手のセルフエステサロンでも、
じぶんdeエステ:東京(9店)・神奈川(3店)・千葉(1店)・埼玉(1店)・名古屋(1店)・大阪(4店)・京都(1店)・神戸(1店)・広島(1店)・博多(1店)・沖縄(1店)
ボディアーキ:札幌(1店)・東京(11店)・神奈川(2店)・埼玉(1店)・愛知(2店)・大阪(3店)
となっています。
ほぼ主要都市にだけ集中していることが分かりますね。

セルフエステでダイエットを成功させることができるかどうか以前に、まずは通えるのかどうかという時点で、条件をクリアできる人が限られてくるのです。

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同じ新宿エリアであっても、歌舞伎町なのか西新宿なのか三丁目なのかで通いやすさは大きく変わりますよね。
ストレスに感じない距離にあるサロンを見つけるのが一番ですよ。

お手頃価格で痩身エステ
を受ける方法は他にもある

セルフエステの魅力はなんといってもその低価格さでしょう。
人件費がほとんどかかっていないわけですから、通常の対人型痩身エステは料金面で勝ることはありえません。

しかし少しでもお得に、手頃な価格で痩身エステを受ける方法はあります。
痩身エステ自体を諦める前に、まずは一度検討してみてください。

初回体験を複数店舗巡る

ダイエットを成功させることができるかどうかという問題に対してはあまりおすすめしませんが、低価格の初回体験を複数店巡ってみるというのも一つの方法です。
どのエステサロンも初回の体験だけは驚く程の低価格で提供しているので、セルフエステの契約をするくらいの予算があれば3~5店舗くらいは体験することができるでしょう。

そのうち本当に自分に合ったサロンと巡り合うことができれば、本契約を考える良い機会にもなります。
なので料金が安いだけではなく、様々な施術が体験できるようにサロンを選んでみることをおすすめします。

例えば予算が1万円だった場合・・・

スリムビューティハウス (東洋系オリエンタルエステ) 
初回体験500円 EMS/ヒートマット/ハンドトリートメント/カッピング など

シーズ・ラボ (医師監修のメディカルエステ) 
初回体験5,500円 キャビテーション/ラジオ波/EMS/リンパマッサージ など

ヴィトゥレ (フォトや脱毛もできるエステ) 
初回体験3,300円 キャビテーション/デトックスマッサージ/腸セラピー/セルライトケア高周波/バストアップフォト/VIO脱毛 など

計 9,300円

といったように、タイプの違うサロンを選んで体験してみるのも面白いです。
地方に出店している大手サロンも沢山あるので、セルフエステに通うのが物理的に難しい方もこういった方法をお試し下さい。

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マシンや雰囲気の違いだけではなく、脚やせが得意なサロン・骨盤矯正ができるサロン・お腹やせが得意なサロン、のように部位ごとに違ったお店を探してみるのも楽しそうですね。

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